【大人ADHD】超不注意!雨野千晴のうっかり女子でもちゃっかり生きるブログ

36歳でADHD(ADD)診断を受けたうっかり女子雨野千晴の脳内多動な日々や爆笑自閉っ子子育てについておもしろおかしく綴っています♪うっかり女子でも大丈夫♪

私が保育園でのっぽさんになったワケ。ADHDうっかり女子、親子サロンの講師になるの巻。

ちょっと今書いてる診断シリーズのスピンオフぽいんだけどさぁ、


「私虐待してる!」って思ってた時期に、助けていただいた保育園があって。

 

ukkarijoshi.hatenablog.com

↑これにちょこっと書いた、助けていただいた保育園のこと。




ここの一時保育がなかったら自分はどうなってたかなぁと思っていて。




一時保育の面接の時にね。私はハルの自閉について話さなかったんだ。


場所見知りがあるとか、言葉に遅れがあるとか、実態については話したと思う。


でも、障害名については出さなかった。


だって、ここで断られたら自分はもう終わりだと思ってたから。








園長先生が後からね、「話してくださればよかったのに。」って声をかけてくださったんだけど。


実はここの同じ建物には療育施設も入っているのね。一時保育にも通常保育にも、障害のあるお子さんも通われている、そんな園だったんだ。

 

 




今私はその保育園で、親子サロンの講師をさせていただいている。

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今日は綿棒でお絵描き。綿棒でやると片付けも楽チンだし、あんまり汚れないのでオススメ。





「講師」なんていうとちょっとおこがましい感じで


のっぽさんみたいな感じ?


みんなで簡単なお絵かきや工作をしながら


お話をきかせてもらう、一時間ほどのサロンなのだけれどね。





私、ハルが1、2歳の頃そういうのに出かけていくのが好きだったの。



外に出ていくのが大好きだった。子育て系のイベントやらサロンやら教室やらが面白くてさー。



なんだか煮詰まってる時なんか、そういう場所に行って人と話すと元気になれたんだよね。

 

先生と話すだけで、気持ちが晴れたりさ。

 

今でもお付き合いのある大好きなお友達は、ベビーマッサージの講座で仲良くなった方だったりする。





だからねぇ、その時自分がいただいたたくさんのものを



一つでもお返しできる部分があるかもって思ったら、本当にうれしいです。



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工作の時間、終わった後は子どもたちはちょっとしたおやつタイム。ママたちとはおしゃべり。





そんな時間に、今日、「自閉症ってどういうものなんですか?」って、聞いてくださった方がいてね。

(自己紹介の時に、ハルのことや自分のADHDのことをお話ししていて、何か私で分かることがあれば何でも聞いてください、とお伝えしてあるので)



診断には三つ組と呼ばれる基準があること、

でも明確に線引きがあるものではないこと

それはもともとその人が持っているものだから、治ったりなくなったりはしないものだけれど

環境を整えたり、工夫することで「障害」ではなくなるというような


私なりに自分の知っていることについて、お話をさせていただいた。





自分の知っていることを改めて人に伝わるように説明するのって難しいなぁ、と思いながらも、最後にそのママが

「そうなんですね。グラデーションみたいな感じなんですねぇ。」


とおっしゃられたのが、なんだか私はうれしかったんだ。


 

 

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園長先生は、一時保育を預かる時の、保護者との初めの面談が一番緊張するとおっしゃられていた。


そこで、困窮している保護者の方がいれば、自分たちが気づいてあげられるかどうかで


その人の人生が変わってしまうことすらあるという重責を感じておられるとのこと。




一時保育ってね、どこの園もやってるってわけじゃないんだよね。


この保育園は小さいところなので、そこに人員を割くのも本当はすごく大変なことだと思う。


だけど、それでも一時保育を存続させている園長先生や園の先生方のおかげで、私は救われたのだし


私のように本当に心身共に助かっている利用者の方がたくさんいるんじゃないかな、と思う。


 


ここの運動会はね、一時保育の子ども達も参加できるんだよね。


それでね、かけっこの前に、一人ひとり名前を呼んでくださるのだけれど

メモも見ずに、園長先生がハルを含む一時保育のお子さんのみんなの名前を読んでくださった時


私、本当にこの園にハルを見てもらうことができてよかったなぁって思ったんだ。

 

 

 

 

保育園の運動会についての過去記事はこちら

↓ ↓ ↓

ameblo.jp




今、自分があの時いただいたたくさんのことを

その何十分の一かでもお返しできることがあるのなら

なんだってやろうと思っている。

 

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毎月第二木曜日10時から、厚木市認可保育園ViVi親子サロンにこにこほっぺにて

かんたん親子図工教室開催中です^^

tosetsukai-vivi.strikingly.com



気分転換に、楽しみにいらしてねー!




 

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今日は素敵なぶどうができました💖

 

 

 

 



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記名はありませんが、私の書いた記事です💖

 

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大人ADHDの診断5 ADHDうっかり女子な私が教員やって鬱になりますた。

さて

私は地味にカウンセラーをやっております。

もともとはそれを仕事にしようと思ってたんだけど

世の中の私のニーズはそこに無いらしくwww





それよりも、面白イベント企画だったり、文章や発信についての講座だったり、プロフィール作成だったり

そっちの方が現在主の活動となっています。

 

 


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あ、これ一応発信講座のフォローアップ会ね。www

 

 




とはいえ、地味にカウンセリングもやっておるわけです。



1年間ボランティアでさせていただいていたカウンセリングやセッションを入れると

120名以上のお話をおききしてきました。





ジャッジなく、相手の鏡としてお話をおききすると、面白いことが起きるんだけどさ。



クライアントの話って、展開していくんですね。



どういうことかというとね、話始めと終わりが全然違うことになってたりする。




これは、文章を書くときとちょっと似ていると思っていて。

 


ゴールを決めずに「今気になっていること」から書き始めるとするでしょ。


そうやって、どんどん書きながら自分の世界に入っていくと


始めの題目と全然違う、結構深いところに辿り着いたりする。

 




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それってセルフカウンセリングの効果があるよねーと私は思ってるんだけどね。

 






カウンセラーとクライアントとの間に信頼関係が成立していると

自己開示してくださっているクライアントの話というのは、

 

始めの「気になっていること」からどんどん展開して行って、別の着地点を見る場合も多いのね。



心療内科でのカウンセリングで、まさに私はそんな状態だったのかなぁと思う。

 

 

 



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これまでに書いてきたように、私がカウンセリングを受けに来た理由は

 

「子どもにイライラする、手を上げてしまう」

 

っていうことだったのね。それが主訴。





でも、何度かカウンセリングを受けるうちに話はどんどん展開して行って



行き着いたところは


自分のADHD傾向についてのことだった。





というかね、本当の本当に私が抱えていた問題というのは

ADHD傾向のことではなくて



そのもっと奥の、「自分はダメな人間なんだ」という想い。



そういう自分には価値がないんだ、と


自分で自分を責めていたこと。




そこにあったかなぁと思うのだけれど



当時は職場で人間関係がうまくいかなかったのは、

 

 


自分のADHD傾向にあるんだって思い込んでたんだよね。

 

 



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さて。

なんでそんな風に思っていたかということについて。

 


そもそもなぜ教員を始めたかというと




大学卒業後、小樽のガラス工房で働いていた私は、ガラスじゃ食ってけねーなと思い

ひとまず教員をやってお金を貯めようと決めて、神奈川で臨時採用の教員を始めたんだ。



「子どもなんか全然好きじゃない」って思ってた自分が

やってみたら、本当に面白くて

元気いっぱいの2年生がかわいくて

授業の技術なんて皆無だったけど、毎日全力で取り組んだ。





学年4クラスを束ねる主任の先生は

学級経営は基本、それぞれの担任に委ねてくださる先生だった。

 

 


でも、肝要なところはガッチリ押さえてくださって

何かあれば責任は私が取る、というような

上司の鏡みたいな方だった。実際には上司じゃなくて同僚だけどさ。



 


私の隣のクラスを担任していた中堅所の先生は

いつも私のことを気にかけてくださった。

 


その上で、いつまでたっても指示待ち人間だった私に

 


「臨時採用とか、1年目とか関係ないと思うんだよね。

 

雨ちゃんももっと自分から意見を言って欲しいし、行動して欲しい。」



って言ってくださった。

 

 

 

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年度終わり、学年全体でのお楽しみイベントをやることが決まっていて。

その企画、運営、実行委員の活動を自分でやってみよう!と立候補できたのは

この先生のおかげだった。






私は今、ADHD脳の企画、発案力を生かして色々なイベントをやりまくっているけれど

大きい集団のイベントを企画して実行するというやりがいを始めて体験したのは、この時だったのかもなぁと思う。




本当はそこ、教員が感じるんじゃダメなんだけどさ。子どもが主体じゃなきゃね。

と、それはそれとして。





先生方のおかげで、失敗はありながらも全力疾走した一年間だった。


 


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教員って思ってたより楽しいな。

 

そんなふうに思った私は、教員採用試験を受け、次の年から正規採用として別の学校に赴任した。



私は昔からテストで点を取るのが得意だったのだ。短期集中で丸暗記し、テストが終わった瞬間に全てを忘れる。w




面接も得意だった。面接官の前に立つと、なんだかうまいことをそれらしく話す技術に長けていた。

 


だから私はバイトなんかの面接って、落ちたことが一度もないのだ。


それで、入って方苦労するタイプ。





採用に受かって初任の年は良かった。

 

なぜなら、初任者指導の教官が付くから。




先輩教師に授業を見せていただくのに、スケジュール間違ってすっぽかしそうになったり

重要書類に印鑑忘れて取りに帰ったりwww

 


色々やらかしてはいたけれど、フォローしてくださる心強い教官がいたから割と周りの人にバレてなかったのだ。




そして、

私は子どもの長所を見とること、クラスの関係性を作ることは得意だった。得意というか、関心があった。

 


なので、ソーシャルスキルトレーニングのワークとか、構成的エンカウンターグループのワークとか、

 

そんなんを学級活動や道徳の中でやるのが大好きだった。



私の指導教官は、本当に素晴らしい先生で一斉授業も学級経営もめちゃくちゃ素晴らしい方だったので、

 

先生が教えてくださる通りにやったら、授業もそこそこいけるようになった。

 


というか、授業や教材の研究をすることが面白くてしょうがなくなった。

 

自分の問いかけ一つで、話し方のトーン一つで子どもたちの反応がこんなに変わるのかと思った。





この教官は私が褒めて伸びるタイプで打たれ弱いと見てとって下さり、

職員室でしょっちゅう私のことを褒めてくださったので、先生方の間に「雨野先生は仕事ができる人」という認識が広がっていった。www


 

 


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確かに、子どもを見とることには割と自信があった。

でも、教員の仕事ってそれだけじゃない。

 


初任の時には免除されていた業務も、2年目からはやらなければいけない。





そして2年目からは、指導教官はいないのだ。




「雨野先生は仕事ができるらしい」

という超絶間違った認識を職員室の皆様方が持たれている中

 


私の教員生活3年目は始まった。





ぼちぼち続く。







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障害者への差別撤退!と声高に叫ぶよりも大切だと私が思っていること。

自閉や麻痺、ダウン症など障害のある方が働く、兵庫県にある作業所、あぜくら。


ここでこの夏、「新喜劇」の練習が行われており、Eテレの番組、ハートネットTVが取材した様子を本日放送していました。

社会福祉法人 あぜくら福祉会

 

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ここの利用者のお一人は、清掃の仕事をしている際に溢れた水を掃除機で吸い、掃除機が壊れてしまったそうで。w



それも一回ではなく・・・水が溢れていると、とにかく綺麗にしなきゃ!と思って吸ってしまうそうなんですね。






そんな失敗をしてしまったあと。

彼はそのことを落ち込むばかりでなく、笑いに変えたどうだろう、と思い

 

 

その失敗を題材に、台本を書いたそうです。






あぜくら新喜劇の演出は、放送作家の砂川一茂さん。



配役と大まかな流れは決まっていて、あとは基本、役者のアドリブで進んでいきます。


掃除機が壊れたことを裁判にかけられる、という設定で、役者は利用者の方。作業所のスタッフの方も何人かおられて。





「そやな〜懲役3年か!」

と、アドリブで求刑する男性に

「いやいや、あなた弁護人の役です。」


とスタッフが突っ込んだりするw






いきなりステージ中央で倒れこんだかと思えば、

「目立ってる?」とニヤリとする男性。

 

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www



そんな「新喜劇」の取り組みを始めてから、利用者の方に変化があったのだそうです。







なかなか自分の感情を外に出すことがなかった女性が、スタッフに思いを伝える手紙を書くようになったり



失敗もネタにすれば!そんな思いから

「失敗しても大丈夫」そんな雰囲気も感じられるようになったり。




こだわりがある方の中には
失敗にパニックを起こしてしまう場合もあるんだよね。



それって、程度は違っていても、私たちの中にもあることじゃないかなって思うんだ。

「失敗を恐れる」

 

という思い。

 

 

 



失敗しても大丈夫
どんな自分でもええねん


あぜくら作業所にはそういう雰囲気がある




ナレーションが入っていました。





本番の舞台は、地域の会館でお客様を入れての発表。


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「新喜劇」と言ってもね、


ギャグはわりかしいい感じに滑ってましたよ 笑

だけど、それすらも、なんだかすごく素敵でした。




「いろんなオチがあってよかった!」


観客のお一人がそんな風にインタビューに答えていました。


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「障害者差別撤廃!!」みたいな啓発活動も


もちろんそれはそれで意味があるのだろうけど

 

 


そういうんじゃなくてさ。



こんな風に、楽しみながら、みんなが触れ合える機会があったらいいよね。



それは、


障害のある人だって自分と同じ




からスタートするんじゃなくて

 

 


こんなのもあるんだ! 

そんなんもアリなんだ!


すごいなー面白いなー

って



違いを感じるところから。


障害も人種も文化も


そもそも人間は全員、一人ひとり「違う」という大前提を無視して

「同じですーっっ!!」


って叫んでいくことには無理があるんだよね。

 



違ってることって、ダメじゃないんだよ。

 

 


だって、全員が違っているんだから。障害の有無に関係なくね。

だからこそ、面白い。

だからこそ、豊かである。



で、その先に

 

みんなみんな

それぞれに価値観を持っていて、今日この時を生きているという「同じ」があるんだと思うんだ。

 

 

 

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同じ番組で別日に放送していた、ダンサーREIKOさんの取材も、とっても良かったです。

以下、番組感想を投稿した私のフェイスブック記事より。


◆◆◆◆◆◆

 

 

【伝える、伝わる想い。】

ダンサーREIKOさんのお母様は
耳が聞こえない。


ご両親共に聴覚障害があるのだそう。

 

幼かった頃
母に想いを伝えようと
全身で表現した。

 

「手話を覚えた」
という自覚はなかった。

 

相手の目を見て、顔を見て
全力で想いを表現する。

 

それがスタンダードだった。
そうでなきゃ、伝わらなかった。

 

聴力に問題のない方と
口話でコミュニケーションを
取るときの方が

 

もっと伝えられたんじゃないかと
思うことがあるという。

ダンスで、全身で表現する

 

そこに耳が聞こえるかどうかは
関係ない。

 

2020年パラリンピック
みんなごちゃまぜになって踊りたい

 

そう話すREIKOさんの振り付けした
手話を取り入れたダンスが秀逸。

歌詞も素敵です。

・・・

 

得意なこと
苦手なこと

みんな違うから

たくさんの星たちが
輝くんだ

何度失敗したとしても
逃げ出しても

次があるさ

恥ずかしくないさ

 

#ハートネットTV
#Eテレが好き



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REIKOさんのダンス動画はこちらから見られます^^

↓ ↓ ↓

NHK福祉ポータル ハートネット

 

 

 

 


この投稿にね、手話通訳のお仕事をされている方からコメントをいただいて。




手話ソングやダンスはろう者にはリズムとかわからないから意味がないって思っていたけど、


REIKOさんの動画を見て、表現方法に自由に手話を使ってもいいのかもな楽しむための手話もあってもいいなって思えた



そんな風にお言葉をいただきました。




本当だね。^^



正解は、一つじゃない。

いろんな形があって、いいね。




コミュニケーションのスタイルだって人それぞれ。


「違う」の土台があれば、「同じ」も見えてくる。

 

 

 



同じ投稿に、

 


子どもの頃お友達の家に遊びに行った時、その子のお母様に聴覚障害があられた。

はじめは戸惑ったけれど、友人とお母様が手話で親子げんかをしているのを見て「うちと同じなんだな。」と思った


というご自分の経験をシェアくださった方もおられました。



 

 

 

 

みんな違って、みんないい


という言葉は


本当に真理であるなぁ、と感じる今日この頃。





 

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私が仕事をする上で決めていること。

さて。

文章講座に来てくださっている講座生の方と


毎日投稿しよう!というチャレンジを一緒にしていて

はじめは毎朝 と思っていたのだけれど瞬時に「1日1投稿できれば良し」にハードルを下げたわたくしであります。www








でもって、二週間ほどチャレンジは無事続いておりますが


本日後30分で何か書かねばならぬ。

*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*








つーわけで、本日は徒然なるままに

私が仕事をする上で決めていることを一つ書きますよ。











あるときね。


私は今までの自分の人生で、多分一番高い買い物をしました。






その時、相手方から契約書はいただいていなかったのだけれど




後から



「自分で契約書書く時のお手本として使ってね。」



と言って、渡されたのね。





その後、色々な相手の事情で

結局その私が買ったサービスは、受けられなくなってしまいました。

 

 

 



返金してほしい旨をお伝えすると、

「弁護士に相談します。契約書をよく読んでおいてください。」

と言われました。(°▽°)






えーーーーーーーーーーーーーーー。


私はそのとき、弁護士に相談とか、訴えるとか、そんなこと全く考えていなかったんだよね。


ホエーーーーーーーー。



そうか。契約書って



訴えられないようにするためなのか。


ヘーーーーーーーーーー。

 

 

 

 

 

 

 


って思って。


訴えるつもりないので、いいです。


ってお返事したのでした。





さてさて。




訴訟を起こせば裁判になって、お金は返ってきたのかもしれない。


でも、そんなことまでしてお金返ってきても虚しいだけなんじゃないか

 

と思った。

 

 

 

 

 

なんかさー、ショックだったのよ。

 

 

そっかー

 

この人、訴えられないために契約書作って私にくれたんだ。


と思ったんだよね。







いや、そういうものかもしれないよ。契約書ってね、何かあった時に振り返って、こういう約束してたよね、って確認取るためのものでしょ。




だけどさーー。




そーゆーのって、ほんとに訴えられること前提に作るものかな???




それは、信頼しあうことの証明として、あなたのことを大切にします、という約束のようなものではないのかなぁ・・・・




って思ったんだよね。



それでね、その時決めたんだよね。


私もこの先、自分のサービスについて契約書を作って契約する、ということがあるかもしれない。


でもね、最初っから「訴えられても自分が逃げられる」ための契約書なんて、私はいらない。




サービスって、信頼がなければ成り立たないんじゃないかなって私は思っている。

 

 

お金は愛だ、って教えてくれた人もいる。


あなたの行ったことに対する感謝の気持ちがお金になって返ってきているのだよ、と。


だからね。

信頼を裏切る前提の約束なんて、

そんな自分で自分のサービスが信じられないくらいなら、そもそもそれ、売らないです。







だからね、私は自分のサービスについて、まず丁寧に説明して、見通しをもってもらってから買うか買わないかを決めてもらえるようにしようと思っています。


それでも万が一「これじゃ話が違う。お金返してください。」

って言われたら、

即金で返せる額のサービスしか売らない

って決めたんだ。その時ね。



それ、安いことしかやらないっていう意味じゃなくて。


何かあった時、そのときの自分がすぐに返金できる額。


自分の現段階の収入で、それが可能な額のものしか売らない、

と決めた。


 

 

 

 


お金がたくさんあるのは全然悪いことでも何でもなく

それを使っていろんなことができるわけで

それをダメとは全く思ってはいないよ。むしろいっぱいあったらいいよねー!!と思ってる。




だけど

 

 

 


人からの信頼を裏切ってまで欲しいものや手にしたい報酬なんて

私はないんだよね。




自分が騙すくらいなら、信じて騙される方がいい

なんて話を


今お仕事で関わらせていただいている、メタモルフォーの皆さんともお話したのだった。


この会社の事業理念には「アガペー」がある。

 

オフィスに掲げてあるのだ。

 

 


愛が動機って

すごいことだ。



そんな株式会社メタモルフォー、お仕事を一緒にしていく仲間をまたまた募集するようですよ💖

 



時にIT関係お詳しい方!ぜひ「楽しく働いて結果を出す」みんなで実践中、株式会社メタモルフォーで一緒に働きましょう^^


ホームページ、チェックしておいてくださいねー^^

www.met-a-mor.com

フェイスブックページも要チェックです💖







ヌ汁お絵描き会、満席→増席1💖

 

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大人ADHDの診断4 医師の診察とカウンセリングの違いとは 精神科医ママが習慣にしていること

数回のカウンセリングのあと、私は心理士の先生と相談し

 

一度医師の診察を入れようということになった。

 

 

 

 

担当の医師は女性で40代前半といった感じの方だった。

 

 

 

ていねいに私の話を聞いてくださり

 

ひとまず現状では薬の常用は必要ないとの判断で

 

お守りのような気持ちで、と

 

頓服薬を処方してくださった。

 

 

 

 

 

この頃の私は

 

心理士の先生にお話を聞いていただいていたことももちろんだけど

 

心療内科に通っている」

 

そのこと自体にどこかほっとした思いがあったのだった。

 

 

 

 

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先生に、カウンセリングと診察の違いを改めてお聞きしたところ

 

 

カウンセリングは、心理士の先生と、じっくり時間をかけて相談できるが

 

状態が悪く、緊急性があったり、薬の処方を検討する場合には、医師の診察を受けた方が良い

 

と教えてくださった。

 

 

 

 

要は、薬の処方が必要かどうかなのだと。

 

 

 

 

 

このときは診察としては初診だったので

 

一時間ほど時間をかけて色々先生とお話することができたけど

 

2回目以降は経過観察と薬の処方が主になるので

 

だいたい10分くらいの時間になってしまうのだということだった。

 

 

 

 

 

そして、やはり私の状態では

 

 

診察よりも、カウンセリングを継続した方が良いとご提案いただいた。

 

 

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先生は、ご自分にもお子さんがおられるのだとお話くださった。

 

 

 

私が

 

「お子さんおられるのですね。精神科のママって、すごいですね!」

 

と思わず率直な感想を口にすると

 

 

先生は、お子さんが小さかった頃のエピソードを教えてくださった。

 

 

 

先生が、子育てに悩んでおられたとき。

 

いつも笑顔が素敵なママ友に

 

 

「あなたは子ども相手に怒ったり、手が出ちゃったりすることってないんだろうね。」

 

 

と聞いてみたことがあったのだそう。

 

 

するとその方は

 


「あるよ、あるある!手どころか、足が出ることもあるよー。」

 

 

と笑って答えられたのだとか。

 

 

 

「それでね。

 

どんな人にも、同じように子育ての悩みはあるのだと思ったの。

 

 

お医者さんの子育てって、すごそうに感じるでしょ?

 

たまにそんなこと言われるけどね。

 

私だって全然そんなじゃないしね!」

 

 

 

と、おっしゃった先生の優しい笑顔が

 

今も心に残っている。

 

 

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そうか。

 

 

どんなに素晴らしく見えるママさんだって、お子さんが生まれたところからママ1年目が始まるんだもんなぁ

 

 

などと思いながら、私はさらに

 


「イライラしたときとか、先生はどうされてるんですか?」

 

とお聞きしてみた。

 

 

 


「なんにも特別なことはできてないけどね、ひとつ日課にしてることがあって。

 

 

 寝る前に、その日の子どもの、よかったところとか、がんばったところとか、たくさん言ってあげるの。

 

そうすると、明日もがんばろうって思えるでしょ。

 

 

それは、自分についても同じようにしてるのよ。」

 

 

先生はそんなふうにお答えくださったのだった。

 

 

 

 

 

 

私は初めての診察がこの先生で良かったと今でも思っている。

 

 

 

 

なぜかというと 

 

 

私の状態や、診察についての正直なところをていねいにお話ししてくださったこと

 

 

医師である前に

 

1人の人として接してくださったこと

 

 

そんなふうに接してくださる先生で、よかったな、と。

 

 

 

 

 

ご自身の経験されたことをお話くださったのは

 

「それを参考に」

 

というよりはね。

 

 

 

私のために、ご自分を先に開示してくださり

 

 

私のために、嘘のないご自分を示してくださったのではないかな、と

 

 

私は思っている。

 

 

そして、全ての医師がそんなふうに患者のために心を開けるわけではない  

 

ということを

 

 

 

私は後に知ることになる。

 

 

 

 

 

 

 

ADHDの診断を受けよう、と思ったとき

 

真っ先にこの先生のことが思い浮かんだ。

 

 

先生にお願いしよう、と思った。

 

 

 

 

でも、事態は私の思うようには進まなかったんだ。

 

 

ぼちぼち続く。

 

 

 

 

 

 

 

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ADHDうっかり女子の一所に留まれない、空気が読めないをチカラに変える♪

交友関係広いですねー!って最近よく言われます。



そんなことないよーって言いそうになってちょっと振り返ってみると、

あら不思議、子どもの頃、友達いないなーって思ってた私が

知らぬうちに繋がりをたくさん頂けている。





どこか一所に属せない

ということにずっとコンプレックスがあった私。




特性に善悪はない、ということを常々思っておりますが


コンプレックスに思ってるってことは

そこが特徴的ってことで。

 


どんなに自分から見てそこが弱点、欠点、ダメなこと


って思えても


視点を変えれば長所になったりする。








教員時代、子どもとの距離感について悩んでいた。

休み時間になれば、子どもが周りにうじゃうじゃいる

そんな先生に憧れていた。






私はそうじゃなかったんだよねー。






でも、最後の一年、級外として勤務していて

 

※級外っていうのは、担任を持たずに複数のクラスへ教科担任などで入る先生のこと。


校長先生に言われたんだよね。


「先生はどこのクラスにも違和感なく入れる。それはあなたの良いところだよ。」

って。






えー。そんなこと全然考えたことなかった。みんなは違うの?って思ったんだけど

長所とか強みとかって、そういうもんなんだよね。






一所に深入り出来ないというのは、裏を返せば色々なところに垣根を感じず飛び込めるということだったりする。

そしてそんな行動力は、ADHDという障害名がつく特性に起因してるのかもしれないし

いわゆる「空気を読めない」ということも関係してるのかもしれない。






わたくし、「肯定的な図々しさ」というキャッチコピーを西川純先生からいただきましたのよ。ほほほ・・・




でね!



そんな肯定的図々しさによって広げた(というか勝手に知らぬうちに広まった)交友関係の中でも「この人の文章とイラスト超おもろーだな!」と思っている方がいます。




それは・・・・



ヌサブさん。

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↑ヌサブさん作のイラストw




この方、いわゆる起業女子グループご出身なのにもかかわらず


全くキラキラ感がない。爆

ブログもすげー面白い。www





そしてお目にかかると、そんな存在感はそのままに

実はとても細やかで丁寧な配慮のある、とっても素敵な方なんだなぁと感動した昨年。





一緒に「お絵描きお茶会」というのをやったんですよねー。


それ何かって、ぷっすま的なやつ。お題に沿って絵を描いて、えー!!それ全然ドラえもんじゃないでしょ!みたいに爆笑しあう会ね。www




それ、また今年もやろうと思ってまーす( ´ ▽ ` )ノ

 

 

伝説のお茶会再び!!

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ヌ様雨様お絵描き会☆ヌ汁すぺさる

 



あのお絵かき茶会が帰ってくる!!

ピッコロやらキムタクやら幻の花やら・・・お題に沿って大人が本気で描く。

それなんなん!超ウケる!と爆笑し通しだった前回のお絵かき会www




はせさんちのオサレサロンをわざわざ借りて落書きをするというくだらなハイセンスなあのお茶会が、バージョンアップして帰って参りました!!




前回は2時間半ぶっ通しでお絵かきでしたが。


それもいいけど今回は緩急つけよーぜ!

つーか汁もつけよーぜ!

ということになり

このような流れで行うことにいたしました❤️^_^



①お題決め・お絵かきパート1

②オープンぷちセッソン1

③お絵かきパート2

④オープンぷちセッソン2

⑤お絵かきパート3

⑥オープンぷちセッソン3・・・

といった具合に続けていきます^_^

🌼オープンぷちセッソンとは・・・

わたくしがお話をおききして、ヌ様があなたに合ったヌ汁(フラワーレメディー)をブレンドいたします。

おひとり様20分程度。

→お悩み膿み出しコース
→願望丸出し現実化コース

2つのコースからどちらかをお選びください^_^

ぷちセッソンはご希望の方のみ、先着順です。




みんなの前ではちょっと・・・という方はお絵かきだけのご参加ももちろん大歓迎!

他の方のセッソンをおききいただくだけでも、色々な気づきがありますよ❤️



●日時●
10月18日
13時〜15時半


●場所●
八丁堀駅徒歩2分
はせさんちのオサレサロン


●定員●
5名
ぷちセッソン3名

●参加費●
4000円
セッソンご希望の方は+1000円



おいしいおやつとはせさんちのオサレ飲み物付きです❤️

笑って話してお絵かきして。笑顔とヌ汁とスッキリな気持ちをどうぞお持ち帰りくださいませ❤️


※ヌ汁はぷちセッソンご希望の方のみになります。


ご参加希望の方は以下フォームにお申し込みくださーい^_^

↓ ↓ ↓
お申し込みフォーム
ヌ様雨様お絵描き茶会ヌ汁すぺさる


お目にかかれるのを楽しみにしております^^




ヌ様とは・・・


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1970年生まれ、東京都葛飾区在住。

風の又三郎→又サブ→ヌサブとよばれています

看護学校を卒業後、脳外科病棟、予防医学(人間ドッククリニック)、内科・外科病棟、療養型老人病棟、訪問看護アンチエイジングクリニック(高濃度ビタミン療法、その他)消化器クリニック勤務など、看護師経験20年以上。


2003年、自然療法ホメオパシーに出会い、レメディをとることにより慢性病の治癒、精神的にも大きな変化があることに衝撃を受ける。

その後ロイヤルアカデミーオブホメオパシーに入学、4年間の勉強ののち、2010年ホメオパスの資格を取得。
(JPHMA認定ホメオパスNo.0534)

同時に、フラワーレメディ・ヒーリング・気功・易を習得、2016年、個人セッションを開始。


現在はフラワーレメディをメインに、必要に応じてホメオパシーやヒーリングも取り入れたヌサブセッソンを行っている。2017年3月現在140名以上の方にセッソンを提供。

独自の視点とユーモアの光るブログや味のあるイラストも人気!
ヌサブログはこちら!!
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ameblo.jp

 

 

 

 

「空気読めない」を力に変える💖

空気が読めない朝活@大阪もやりますよー!!よろしくぅ



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よろぴこー!!






 

 

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大人ADHDの診断3 カウンセリングで答えがもらえると思っていた私。

市内にはいくつか精神科があったのだけれど

 

私はカウンセリングをやっている病院を探して予約をした。

 

 

 

 

 

心理カウンセリングというものをそのとき私は受けたことがなかったのだけれど

 

 

 

 

私の状態には医師の診察ではなく

 

カウンセリングが必要なんじゃないかと漠然と思っていたのだ。

 

 

 

 

 

もちろん子どものことは、精神科へ行くと決めた一番の要因だったのだけれど

 

その前から、実は一度自分は精神科へかかった方が良いのではないか、と思っていた。

 

 

 

 

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私は子どもの頃からずっと不安を感じていた。

 

 

 

わりと前に出たり、発表したり、集団の中で目立つ方ではあったのだけれど

 

 

 

 

自分には友達は1人もいない

 

自分なんか誰も好きになってくれない

 

 

 

 

と思っていた。

 

 

 

 

 

中学校では

 

学級会で空気が読めない発言をして

 

いわゆるヒエラルキーのトップにいた攻撃性のあるお子さんに徹底的にいじめられた。

 

 

 

 

それでも、学校には通っていた。

 

通わないという選択肢があるということさえ気づかなかった。

 

 

 

 

 

土日は起きられなくて

 

朝から晩までベッドの中からテレビを見ていた。

 

 

一日中、教育テレビを付けっぱなしにしていた。

 

 

今、こんなにもEテレが好きなのは

 

あの時の自分と通じることができるような気がどこかでしているからなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

そのときの記憶って、なんだかモヤがかかったようなのだけれど

 

いじめられている

 

というのは

 

家族にも言わなかった気がする。

 

 

 

 

朝から晩までゴロゴロして!と

 

祖母は呆れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

あの頃の自分は鬱状態ではなかったか。

 

 

 

 

 

 

 

 

「小児鬱」という言葉を大人になってから知って

 

そんなふうに思うようになった。

 

 

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高校、大学と進学し

 

大好きな友人ができ

 

バカなことをして、笑って過ごす時間や

 

彼氏ができてめちゃくちゃそこに依存したり

 

それなりに楽しい青春を過ごしたな、と思っている。

 

 

 

 

 

だけどいつも、心の奥に

 

鉛のようなものを感じていた。

 

 

 

 

 

 

その鉛は、正体がわからないだけに

 

言い知れぬ大きな不安感となって

 

しばしば私を襲ってきた。

 

 

 

 

 

悩みのタネとか

 

原因が思い当たらないからこそ

 

この不安感は一生続くのかもしれないという

 

絶望にも似た思いを感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

心から、笑えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

カウンセリングの勉強を始めてから

 

 

それは家族に父のことを聞かなかった、聞けなかったところに起因しているのかもしれない

 

と思い至ったが

 

それまでは

 

ただただ正体不明の不安感が後から後から湧いてくるような状態だったのだ。

 

 

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常に、人から認められたいと思っていた。

 

 

人からの賞賛こそが、自分の価値と結びついていると思ったいた。

 

 

 

 

 

感情の揺れが大きくて

 

職場でも突然泣き出したり

 

過呼吸になったりしていた。

 

 

 

 

 

 

 

だから、子どものことがある前から

 

いつか精神科にかかった方がいいんじゃないか

 

そうすれば楽になれるんじゃないか

 

と思っていた。

 

 

 

そうして

 

 

カウンセリングの予約をして

 

 

初めての通院日。

 

 

 

 

 

 

 

なんと私は、自分がどこの病院に予約を入れたのかわからなくなってしまった。

 

 

もともと、そんなうっかりミスばかりの人生だけれど

 

 

よほど参っていたのだと思う。

 

 

私は予約もしていない全然違う病院で受付をしようとして

 

「ご予約いただいていません」

 

と言われたのだ。

 

 

もしかして勘違いされてるのでは、と

 

 

親切な受付の方が近くの病院にいくつか問い合わせてくださって

 

 

なんとか私の予約した心療内科が判明した。

 

 

 

 

 

 

 

動揺のあまり、ただでさえ道に迷う私は

 

そこから徒歩5分ほどの道のりをどうしてもたどり着けず

 

ほとんど泣きそうになりながら、同じ場所をぐるぐるぐるぐる回っていた。

 

 

 

 

 

 

そのうちに

 

心配してくださった受付の方が迎えにきてくださったのだった。

 

 

 

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その心療内科は、私が想像していた精神科像とは全然違っていて

 

明るい雰囲気で

 

どう見ても精神的に抱えているものがあるとは思えないような人々が患者として来院していた。

 

 

 

 

 

 

どう見ても、なんて

 

よくそんなこと思ったよなぁ

 

と今は思うのだけれど

 

そのときは本当に、そう思ったのだ。

 

 

 

 

1つ席を置いた向こうに座る親子は

 

楽しそうに談笑なんかしていた。

 

 

 

 

もちろん、何もなければ心療内科にわざわざこない。

 

今ならそんな当たり前のこと、と思うのだけれど

 

 

そのときはとにかく、ただただ不思議だった。

 

 

そして、もっと早く、気軽に来てみれば良かったな、と思った。

 

 

 

 

 

 

名前を呼ばれて通された、ソファのある小さな部屋。

 

そこに待っていたのは、若くて可愛らしい女性の心理士の方だった。

 

 

私の書き込んだカウンセリングシートを見ながら

 

私の訴えをじっくりと聞いてくださった。

 

 

50分、5000円のカウンセリング。

 

当時の私にとっては、自分の心の悩みにそんなにお金をかけるなんて、という思いもあったのだが

 

 

それでもなんとかここから抜け出したい

 

という思いで

 

1ヶ月に一度、通うことに決めた。

 

 

 

 

 

その後、家族構成や子ども時代のこと、中学校、高校、大学と

 

 

数回にわけて、私の過去の話を

 

ときに質問されながら

 

話していくことになった。

 

 

どう思いますか?

 

 

何回か聞かれたような気がする。

 

 

私が何か質問をして

 

 

雨野さんはどう思う?と

 

聞かれたのかもしれない。

 

 

 

 

 

数回通って、なんだか私は拍子抜けしてしまった。

 

 

カウンセリングって、何かアドバイスをくれたり、方法論みたいなものを教えてくれたりはしないのか、と。

 

 

 

 

 

 

今思えば、その心理士はしっかりと傾聴してくださったのであり、だからこそ色んな話が私の中から出てきたのだけれど

 

 

 

そのときはそんなこと、全く知らなかったしわからなかったのだ。

 

 

 

 

 

 

そして、何回目のカウンセリングだったか

 

 

一度医師の診察を受けて、今後の方針を決めようということになった。

 

 

 

 

ぼちぼち続く。