【大人ADHD】超不注意!雨野千晴のうっかり女子でもちゃっかり生きるブログ

36歳でADHD(ADD)診断を受けたうっかり女子雨野千晴の脳内多動な日々や爆笑自閉っ子子育てについておもしろおかしく綴っています♪うっかり女子でも大丈夫♪

大人ADHDの診断4 医師の診察とカウンセリングの違いとは 精神科医ママが習慣にしていること

数回のカウンセリングのあと、私は心理士の先生と相談し

 

一度医師の診察を入れようということになった。

 

 

 

 

担当の医師は女性で40代前半といった感じの方だった。

 

 

 

ていねいに私の話を聞いてくださり

 

ひとまず現状では薬の常用は必要ないとの判断で

 

お守りのような気持ちで、と

 

頓服薬を処方してくださった。

 

 

 

 

 

この頃の私は

 

心理士の先生にお話を聞いていただいていたことももちろんだけど

 

心療内科に通っている」

 

そのこと自体にどこかほっとした思いがあったのだった。

 

 

 

 

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先生に、カウンセリングと診察の違いを改めてお聞きしたところ

 

 

カウンセリングは、心理士の先生と、じっくり時間をかけて相談できるが

 

状態が悪く、緊急性があったり、薬の処方を検討する場合には、医師の診察を受けた方が良い

 

と教えてくださった。

 

 

 

 

要は、薬の処方が必要かどうかなのだと。

 

 

 

 

 

このときは診察としては初診だったので

 

一時間ほど時間をかけて色々先生とお話することができたけど

 

2回目以降は経過観察と薬の処方が主になるので

 

だいたい10分くらいの時間になってしまうのだということだった。

 

 

 

 

 

そして、やはり私の状態では

 

 

診察よりも、カウンセリングを継続した方が良いとご提案いただいた。

 

 

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先生は、ご自分にもお子さんがおられるのだとお話くださった。

 

 

 

私が

 

「お子さんおられるのですね。精神科のママって、すごいですね!」

 

と思わず率直な感想を口にすると

 

 

先生は、お子さんが小さかった頃のエピソードを教えてくださった。

 

 

 

先生が、子育てに悩んでおられたとき。

 

いつも笑顔が素敵なママ友に

 

 

「あなたは子ども相手に怒ったり、手が出ちゃったりすることってないんだろうね。」

 

 

と聞いてみたことがあったのだそう。

 

 

するとその方は

 


「あるよ、あるある!手どころか、足が出ることもあるよー。」

 

 

と笑って答えられたのだとか。

 

 

 

「それでね。

 

どんな人にも、同じように子育ての悩みはあるのだと思ったの。

 

 

お医者さんの子育てって、すごそうに感じるでしょ?

 

たまにそんなこと言われるけどね。

 

私だって全然そんなじゃないしね!」

 

 

 

と、おっしゃった先生の優しい笑顔が

 

今も心に残っている。

 

 

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そうか。

 

 

どんなに素晴らしく見えるママさんだって、お子さんが生まれたところからママ1年目が始まるんだもんなぁ

 

 

などと思いながら、私はさらに

 


「イライラしたときとか、先生はどうされてるんですか?」

 

とお聞きしてみた。

 

 

 


「なんにも特別なことはできてないけどね、ひとつ日課にしてることがあって。

 

 

 寝る前に、その日の子どもの、よかったところとか、がんばったところとか、たくさん言ってあげるの。

 

そうすると、明日もがんばろうって思えるでしょ。

 

 

それは、自分についても同じようにしてるのよ。」

 

 

先生はそんなふうにお答えくださったのだった。

 

 

 

 

 

 

私は初めての診察がこの先生で良かったと今でも思っている。

 

 

 

 

なぜかというと 

 

 

私の状態や、診察についての正直なところをていねいにお話ししてくださったこと

 

 

医師である前に

 

1人の人として接してくださったこと

 

 

そんなふうに接してくださる先生で、よかったな、と。

 

 

 

 

 

ご自身の経験されたことをお話くださったのは

 

「それを参考に」

 

というよりはね。

 

 

 

私のために、ご自分を先に開示してくださり

 

 

私のために、嘘のないご自分を示してくださったのではないかな、と

 

 

私は思っている。

 

 

そして、全ての医師がそんなふうに患者のために心を開けるわけではない  

 

ということを

 

 

 

私は後に知ることになる。

 

 

 

 

 

 

 

ADHDの診断を受けよう、と思ったとき

 

真っ先にこの先生のことが思い浮かんだ。

 

 

先生にお願いしよう、と思った。

 

 

 

 

でも、事態は私の思うようには進まなかったんだ。

 

 

ぼちぼち続く。

 

 

 

 

 

 

 

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