大人ADHDの診断2 精神科の初診にハードルを感じていたのは昭和な私だけなのだろうか。
さて。
今、自分は普通の状態じゃない。
精神科に行かなければ!
って思って、実際に行ける人ってどれくらいいるんだろう。
私にとって、精神科に行く ということは、当時すごく高いハードルだった。
だから、その前にまず
子どもと物理的に離れようと思って
近所の公立保育所に一時保育を申請した。
そして
断られた。
子どもの障害の有無だけが理由ではなかったけれど
とにかく今は人手ながないから、緊急の方以外はお断りしている
と言われたのだ。
私の場合は緊急に入るのだろうか?
いや、もっと大変な人がいるに違いない。
こんなふうに自分で調べて自分で電話できる時点で、緊急じゃないのかもしれない。
そう思った。
そして、
「私こんなに追い詰められてて、こんなにしんどいんです!」
とは言えなかった。
そんなこと思ったらダメだと思ってたんだよね。
これってさ、ちょっと障害についての考え方と似てるとこあると思うんだ。
障害のある方があんな風に頑張って目標を達成しているのだから、私も頑張ろう。私は辛い、できないなんて言っていちゃいけないんだ
みたいな考え方と。
そうじゃないよね?
障害があったってなくたって、しんどいかしんどくないか
辛いか辛くないか
満たされているかそうでないか
それって、他との比較じゃないでしょ?
自分がね、辛いと思ったら誰と比べる必要もなく辛いわけだよね。
だけど、かつての自分はそんな風には思えなかったんだよね。
自分程度のことで、辛いなんて言ってはいけない
と思ってた。
それから数日して、やはり自分の状態は尋常じゃないのではないか
と感じて
今度は市の保育課に勇気を出して電話をした。
そして今度は
「育児疲れで、子どもにつらく当たってしまいます。一時保育を利用したいのですが、断られてしまって…。」
と、緊急性を訴えてみた。
でも、そこで返ってきたのは
自分で一件一件保育園に問い合わせるしかない
という回答だった。
私は食いさがる気力もなく
「そうですか・・・」
と言って電話を切った。
もっと取り乱した感じで、泣き叫びながら訴えれば考慮してもらえたのだろうか。
わからないけれど、そんなことはそもそも自分にはできないし。
あれが私の精一杯のSOSだったんだ。
もう精神科に行くしかない
意を決してとうとう電話をしてみると
初診は一ヶ月後
と言われた。
もう、発狂しそうだった。
今しんどい思いを抱えているのに
一ヶ月後って。
それで、精神科に行くことは選択肢から消した。
その後、縁あって一時保育をお願いできることになった、近所の小さな保育園に助けられながら
なんとか日々を過ごしていたのだけれど
自分に限界を感じた夏から半年が過ぎて
いつまでもいつまでもオウム返しな長男との会話。
指示は完璧に従わせる、1日に8時間も9時間も療育が必要と提唱している療育団体の教え。
トイレトレーニングのこと。
いろんなことにどんどん追い詰められるような状態にあった私は
いよいよもうだめだと感じて
いつもお世話になっている子育て支援センター※ で保育士さんに
子どもに手をあげたり、怒鳴ったりしていることを話そうって決めた。
※市の運営している未就学児の遊び場。保護者からの相談も受け付けている。
あれは
年末年始だった気がする。
もう最初っから、
「私、虐待してます」
って言うって決めて、
そのために、支援センターへ向かった。
いつ行ってもわりと混んでいることの多い、厚木市の支援センター。
そのときはわりかし空いていてね。
子ども達を遊ばせていると
1人の保育士さんが、声をかけてくれた。
「2人とも大きくなりましたねぇ。」
といった感じで声をかけてくれたんだったかな。
内容は覚えていない。
たぶん、聞いていなかったのかもしれない。
ハルが生まれた時からよくお目にかかる、ベテランの保育士さんだった。
なにくれとなく世間話をしながら
私は
「絶対に話す」
と何度も心の中で繰り返した。
それまで結局、誰にも言うことができずに半年が経っていたのだ。
話すことが抑制の一歩につながる気がしていた。
そして
「私、子どものことを叩いてるんです。
虐待だと思って、今日はそれを話そうと思ってここに来ました。」
って
言った。
その時の心境をすごく覚えているのだけれど
心の中はやけに静かで
心臓の音だけが、大きく響いている気がした。
その保育士さんはね、
ていねいに私の話をきいてくださったあと
ご自分にもお子さんが3人おられて
そんな経験がある、と話してくださった。
それは、
だからわかるよ、その気持ち
ということでもなくてね。
誰にでもある、というようなざっくりした返しでもなくてね。
私のために、ご自分の心の扉を開けて見せてくださったような気がした。
私は、やっと言えた ということと
その先生のお気持ちが
本当にうれしかった。
先生にお礼を言うと
「何にもできないけど・・・いつでもお話しきくからね。」
と言ってくださった。
何にもできないけど、と先生はおっしゃったけれど
信頼できる方に自分の抱えているものをきいていただくことができたのは
私にとってとても大きなことだった。
あの時間があったからこそ
私は前に進むことができたんだって思っている。
帰宅したあと、どうしても言えなかった旦那に
自分の状態について話すことができた。
そして、やはり精神科にかかった方がいいんじゃないかという話になり
心療内科のカウンセリングへ通うことになったのだった。
ぼちぼち続く。
さぁ!本編とのこのテンションの違いに
君はついて来られるか!?
www
あつぎのお祭りパワーをみんなで楽しもう!!
うっかり女子のハロウィンフェス
以下詳細です♪
↓ ↓ ↓
【日時】
10月28日 10時ー16時
(時間帯は仮・準備、片付けは前後1時間)
終日の参加が難しい方はお気軽にご相談ください。^ ^
(出展料の割引などはありません)
【場所】
【参加資格】
厚木を盛り上げたい、うっかりしたことのある女子。
うっかりの程度や頻度は問いません。w
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【出店料】
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昨年のうっかり女王kumikoさんのブログはこちら💖
つくること、暮らすこと。
(揖保乃糸もkumikoさんからのご寄付でございます!!ありがとうございました(T ^ T))
あ、そーめん食べてるkumikoさんとは別のkumikoさんです笑
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