【大人ADHD】超不注意!雨野千晴のうっかり女子でもちゃっかり生きるブログ

36歳でADHD(ADD)診断を受けたうっかり女子雨野千晴の脳内多動な日々や爆笑自閉っ子子育てについておもしろおかしく綴っています♪うっかり女子でも大丈夫♪

アンチネズミーな旦那と自閉っ子と4歳児を連れてネズミーシーに行ってみた

いやー寝込みましたよ。あたしゃ。発熱39度wwwが2夜。

 

 

 

 

先日ネズミの国に行ってきたんですが。

 

 

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↑入国までの道のり。

 

 

 

 

旦那はアンチネズミーランドな人間。

 

家族で行くことは一生ないであろうと思っていたところ

 

 

「ああいうパレードは情操教育に随分いいらしいね。」

 

などとどこかから聞いてきたことを話し出したので

 

 

このチャンス、逃すまじ!と行ってきたんです。←私は大好きなので

 

 

自閉っ子の長男がどこまで楽しめるかなーとも思いましたが、それは行って見ないところもあるので

 

それよりなにより自分が行きたいなーと。

 

 

 

そんな我が家のネズミー体験、どんな感じだったかというと。

 

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まずは入園前の私と旦那の会話。

 

 

 

「お昼は中で食べると大変だから、コンビニでなんか買って外のベンチかどこかで食べてから入ろう〜」

 

 

 

旦那

「いや、そんな外にベンチなんてものはないはずだ。あそこは金が全てなんだ。ベンチがたとえあったとして、有料に違いない。」

 

 

 

どんだけ不信感www

 

もちろんベンチありましたよwww

 

 

 

 

パレードを見ながら。

 

 

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旦那

「あひるに海は無理でしょ?池でしょ?あひるは。」

 

 

ヒルを連呼www

 

一応小声で話す分別はある旦那。

 

 

ファンの方すみません・・・私は大好きです・・・!!

 

 

 

そして

 

パレード待ちの間、ここ家じゃないんですけど・・・という状態の子どもら。

 

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いよいよパレード開始!

 

 

 

ハル

「つまんない。」

 

ヒロ

「つまんない。」

 

( ´∀`)

 

まぁそんなもんス。www

 

 

 

 

その後、ハルが「エレベーターみたい!」と目を輝かせたアトラクションに

 ←エレベーターをこよなく愛するハル。

 

 

 

「お!それじゃ乗ってみる!?」

 

と並んでみる。

 

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なんかクラゲの乗り物が上下に動くやつ。

 

 

 

やっとのことでさぁ次は我々の番!となって

 

「乗らない!」

 

とのたまうハル。

 

 

 

エーーーーー!!おーーまーーえーーー!!

 

なーーんーーのーーたーーめーーにーーなーーらーーんーーだーー!!

 

 

\\٩(๑`^´๑)۶////

 

 

と一瞬沸点に達した私だったのですが

 

 

 

何のために並んだかというと、ハルはそのアトラクションを眺めるのが好きだったんですね。

 

だからすでに彼の目的は達成されていたわけです。( ´∀`)

 

 

 

 

いやー斬新すぎてビビる。私にはその発想はなかったw

 

 

そして高いところが苦手な旦那は苦行のようにヒロと一緒にアトラクションへ乗り込み

 

ハルはその様子をスマホ撮影してたいへんご満悦でありました。

 

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うつってねーしwww

 

 

 

 

ここでさぁ、

 

僕が乗りたいって行って並んだのに急に乗りたくないって言ったら悪いよね?  

 

ってならないところがハルなんだよねー

 

 

 

そして、じゃあ楽しんでないのかっていったらそういうわけでもなく

 

独自の視点で楽しんでるのも彼らしいなーと思いました。

 

 

 

いえ、

もう一回並ぼ❤️っていわれたのは

丁重にお断りいたしましたよw

 

 

 

 

まーとにかくそんなこんなで珍道中を終え

 

帰宅後。

 

 

 

 

体が重いな〜

 

遊びすぎたのかな〜

 

 

アッ!!

 

 

 

これ熱出てる感じなんじゃ・・・

( ´∀`)

 

 

←最近めったに熱出さないので忘れてた感じ

 

 

帰って測ったら39度でした〜

 

 

で、そこからの〜

やっと回復(T ^ T)元気になったのでブログも復活❤️

 

 

 

 

 

皆様も季節の変わり目、ご自愛くださいませ。


ほんっっと健康って大事だな〜と実感。すぐ忘れるんだけどw

 

 

 

 

 

それでは最後に、帰り際のヒロ先生のご様子をお楽しみください。



 

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ヒロ

「 まだ帰りたくないよー!」

旦那

「うーん。」

 

 

 

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旦那

「また来る時のお楽しみにしようよ。」

 

ヒロ

「ヤダー!!」

 

 

 

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旦那

「あっ。こんなのあったなぁ。」

 

ヒロ

キュウレンジャーのグミ・・・」

 

 

 

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以上、人が物に釣られる瞬間を画像でお送りいたしました。w

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 


特別支援が必要なお子さんのキャリア教育を『学び合う』会

 

今を生きる子ども達に必要な教育とは何なのか?
一緒に考えていきましょう^^


関心あられる方はどなた様もご参加いただけます。


こちらの本をお持ちくださいね。

 

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10月6日
10時ー12時


小田急本厚木駅徒歩4分
アミューあつぎ5階和室2

参加費500円



お時間ある方はその後ランチもご一緒しましょー♪

お申し込み不要、お子様連れ可*(^o^)/*

お気軽に来てねー!!




 

『学び合い』模擬授業イベント第2段!!
11月26日に開催♪ 

www.kokuchpro.com


  



 

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「障害者が頑張って作ったもの」という枕詞に効果はあるのか。福祉施設の作品の値段が安すぎると思った件。

障害のある方の作品を買うということについて。

 


あなたは、

障害のある方の作品だから買う?
作品が素敵だから買う?


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先週の土曜日、厚木市にあるアミューあつぎという建物の特設コーナーで

 

「障害者手作り製品 展示・即売会」

をやっていました。

 

 

 



福祉センターのお祭りとか、啓発活動週間とか、何かの折にこういう展示を覗くのが私は好きで。



というのも、すごい素敵な作品に出会えるので。今までに器や布小物、バッグなど
いろいろなものを購入して愛用しています。


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でもこういうの、厚木市で見かけるものはすごーーーく安くてね。

もちろんそのおかげで手に取りやすいというのはあったのだけれど

それにしても安すぎる。これの倍だってして当然だよなぁといつも思っていたのね。






何ヶ月前だったか、インターネットラジオ「ゆめのたね」に出演させていただいた時

 

 

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その収録スタジオのある建物は、3331 Arts Chiyodaという、旧練成中学校を利用して誕生したアートセンターで。

 

 

 

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いろいろな展示やイベントを開催していたり、

アート活動をしている団体の拠点があったり、

売店にも楽しいものがいっぱいで。もー夢中で見てしまったのだけれど

 

 



書籍コーナーの一角がぶち抜きで障害のある方のアートに関する本や作品が置いてあったの。

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めっちゃ引き込まれてしまって、本やら作品やら大量に買い込んで散財しちゃったんだけどさ。

 

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いーでしょ💗




それで、これはすごいと思って売店のお姉さんに聞いたら、


この建物主催の団体は障害のあるなしに関わらず、アートを楽しもう、みたいな企画もされてるとのこと。

 

こーゆーのね。

 

www.3331.jp

 

 


そして、建物の一角には

障害のある方たちのアートの商品化をプロデュースしたり発表の場を作ったり、いろいろな活動をされているNPO団体、エイブル・アート・ジャパンのお部屋もありました。



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ABLE ART JAPAN エイブル・アート・ジャパン



お話を聞かせてくださった職員の中塚さん。あ、わたくし、いつもの図々しさで入り込んでお話伺ってきたのね。w

 

 

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障害のある方の作品を商品へとデザインするお仕事をされています。


お部屋に展示されていた作品の価格は、アート作品としての適性だよなぁと感じられるものでした。まぁ、それも主観になっちゃうけどさ。





そして、そんな素敵な場所にお邪魔してしまってから、私は



厚木のあの素敵な作品たちも、もっと適正な価格で販売して、それを作業所や施設の利用者の方に還元できたらいいのになぁ、と思っていました。

 

 

 

 



だけど、それを自分ができるかと言ったら、多分できないと思うし

そこに自分の労力をどのくらいかけられるかもわからなかったし自信がなかったのね。

 

 

 

自分で何も出来ないのに口だけ出してもヤジと一緒だよなーと思って

自分のモヤモヤはそのまましまっていました。

 

 



そんなこんなで数ヶ月が過ぎた、先日。

その展示販売があったわけですよ。

 

 



そしてそこで

そのモヤモヤが一気に噴出してしまいました。

 


以下、フェイスブック投稿より。






・・・・・・・・・・・



【そこじゃないと私は思う。】



各関係者のみなさまが

日々お心を砕いて業務にあたっておられるということを百も承知の上で、あえて書きます。


アミューあつぎの地下フロアで福祉作業所の作品展示販売が行われていました。

 

雨だからかもしれませんが賑わいはありません。

 

レジ担当の方に、置かれていたレターセットについて

「これは消しゴムはんこですか?」
と聞くと


「いや、これは利用者さんが絵を描いたものをスキャンしてのせたのだと思います。」

とおっしゃる。

だけど、ひとつひとつは微妙に色合いが違っている。

そのうち、

「やっぱりはんこかなぁ・・・」
と言われたので


「それ販売の方は知ってた方が良くないですか〜?^ ^」

と大きなお世話と思いつつ、お話しさせていただくと



「いやぁ、これはいろんなところが集まって出してるので、僕のところのじゃないんですよね。だからちょっとわからないんです。」

とおっしゃる。

 

「写真とっても大丈夫ですか?」

ときくと


「うーん、たぶんいいんじゃないかな。うん。商品だけならいいと思います。」

との答え。



結局SNSもオッケーとのことなのでこうやって載せてますけどね。


あのさー、

売る気ある!?

そしてこの、ありえない安さ。これじゃ工賃出せないでしょ。



ねぇ、もっと利益を生むやり方いくらでもあるよね!?



そんなことを思っていると

「障害のある方が一生懸命ていねいに作りました。ぜひ足をお運びください。」

と、館内放送が入った。



あ・の・さー!!


障害者が一生懸命ていねいに


そこじゃねーだろ、といいたい。



いや、そこにフォーカスする方法もあると思うよ。作成している方のエピソードを発信する。どんな方が、どんなふうに作業されているのか。


一生懸命に ていねいに

って、具体的にどういうことなのか。


そのストーリーを発信する。ファンを作る。


可能な状態であれば、ご本人が少しの時間でも販売に来られるとかね。



でも、そこじゃなくて、まずさ。


この感性が商品になるでしょうよ。


ただ作るんじゃなく、需要がある商品に利用者の方の持っているものをマッチングさせるんだよ。


売れるものがもっと作れるでしょーよってことを言いたい!!

アート畑の方が障害のある方の作品を商品化する


そんな取り組みをしている団体もある。


厚木って工科大あるよね?そこの学生とマッチングさせるとか


利用者さんの作品ひとつひとつのエピソードをフェイスブックページ作って流すとか


もーーーいくらでももっとあるでしょうよ!!

施設の中にだって、市役所にだって

そーゆークリエイティブな発想発信に長けてる人1人ぐらいいるでしょーよ!!

 

なんでそこを活用しない!?


並んでいる作品の中で1番商品化のセンスがあると思ったのは、この手ぬぐい。


がんばってるから買う

じゃその場だけになるよ。


作家のファンをつくる。
商品のファンをつくる。
作業所のファンをつくるんだよ!!

 

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・・・・・・・・・・・・・・・


 

私が福祉作業所にボランティアへ行ったのは学生の頃のことで、法律も違えば状況も全く違っているだろうし

しかも一週間だけだったしね。





現況をわかってない人間が、外部から何言ったって余計なお世話でしかないよね・・・

 

という理解がありつつも

それでも

発信せずにはいられなかった。


 

 


腹が立ったんだ。


どこに、というと

もっとできる!もっと売れる!!こんなに素敵なものがこんな安くていいわけない!!!

というところに。

 

 




もっとできることがあるって思うのに、それをどうにもできない自分への腹ただしさもあったのかもしれない。









この投稿に、たくさんのコメントをいただきました。






・そうだよね。安すぎるよね。

・素敵な作品だね!


・障害者が、というのは差別だ

 

・自分が販売をしたとき「買ってあげる」と言われて悲しかった。


など。



うーんと、



私はね。「障害者」と名打つことが差別だとは思ってないんだ。というか、そういう語感があんまりないのね。


前はあったんだけど


今は無くなっちゃった。

 

 


障害があることが悪いことだとかかわいそうとか全然思ってないから。

 


障害って環境によるところが大きいと思っているから。

 



障害 というのは その方の状態や困り感を表す単語であって
福祉や支援が届きやすくするためのインデックスであって

それ以上でもそれ以下でもないと思っているから。


 


だから、「障害」という単語に特段何も感じないし、自分のことを「障害者」と呼ばれても別に嫌な気持ちも何もわかないのね。


ハルのことも「上の子が発達障害で」「自閉があって」と言葉に出すことにも、何の抵抗もない。だってそれ、ただの事実でいいも悪いもないし、それで幸福度が決まるわけでもないと思っているから。




じゃーなんでこの館内放送にムカついたかって



なんの意図もそこに感じられなかったからよ。

 

 



なんとなく考えられた文言が、なんとなく放送されてる。


私にはそうとしか聞こえなかったよね。



だってね、もっといくらでも工夫ができる。


そしてその工夫で


一つでも多くの作品を売ることができたら、その収益は作り手の工賃に反映させられるでしょ。


それは自立への一助となるんじゃないかと私は思ってる。


さらに対価が得られる、となったら作り手のモチベーションもまた上がるんじゃないかと思うよね。



 

 

 

 



さらに、こんなお声もいただきました。



障がい者施設の商品を扱う雑貨屋を3年間やってみました。


お客さん、喜んでくれましたよ。でも、継続的に商売としてやるのは無理でした。私の力量不足もありますが。


福祉の現場は利用者さんのケアに追われてます。


アウトソーシングで、知恵を借りながら展開していくのが最短です。
東京には中間支援組織や個人で中間支援されている方がたくさんいます。
そういう人や組織が各地域にあると、もっともっと楽しくなると思います。





ある時、私のタイムラインに素敵なフクロウの絵が流れてきてね。


わー、素敵な絵だなぁ、と思ったのが


安部雅枝さんと息子さんの絵との出会いでした。




安部さんは障がいのる人の表現活動サポーターとして活動されています。

障がいのある人の表現活動サポーター リトルアトリエスイッチ days 野望


自閉症のある双子の息子さん、娘さんのお母様でもあられます。


私が見たのは、息子さんの絵だったんですね。







福祉施設では、利用されている方の工賃を上げるために収益のための戦略を練る、というようなことにはフォーカスされないのかもなぁ

ノウハウがきっとないところが多いのだろうな。


そして、利用者の方に直接関わるお仕事ですでに手一杯なのだろうな。

 

 



と思いつつ



それでももっとできることがあるのになぁ、と思っているところに


「手ぬぐい、私も欲しい!」とコメントを下さった方が何人かおられたので

お話も伺いたいと思い、電話でこの手ぬぐいの販売をしている園に電話してみました。








「初めまして。アミューあつぎの展示販売で作品を購入させていただきました。とても素敵だったのでお話を伺いたいと思い、電話させていただきました。」


施設の方
「え!本当ですかー!!そんなこと言われたことないなぁ。」



「いえいえ、本当です。他にもぜひ欲しい、という方がおられたので、ネット通販などはされていないのかな、と思ってご連絡させていただきました。」



施設の方

「いやぁ、うちのなんかね。他の作業所さんはもっとすごいのたくさん売ってるでしょ。」

 



「いえいえ!もちろん他の作品も素敵でしたが、ここの作品が私は一番センスがあると思ったんです。」


施設の方
「えーー!!あの、えーと、あの絵ですよね?ちょっとよくわからない感じの・・・」

 



「はい。あれがいいんですよ!マグネットも、マグネットじゃ使わないので買いませんでしたが、くるみボタンとかバッヂとかあったら買ったと思います。これは担当されている方のセンスがいいんだなぁと思いました。」

 

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施設の方
「えー!そうなんですか。」




「在庫を取り寄せたりはできないのでしょうか?」

 


施設の方
「いやぁ、うちはね、他の作業所さんと違って、入所施設なのでね。例えば作品を梱包する作業なんかをできる人がいないんです。なので、担当スタッフが全てやっていたのですが、今ちょうどその担当者が長期のお休みをいただいていて。



なので、商品自体も作っていないんです。在庫が少しあるくらいで。



そして、なかなか販売しても売れないので、方向性を変えて行かなきゃいけないかなって考えていたところなんです。」





「そうなんですね。残念です。やはりなかなか作品を商品にして売るというところまでは手が回らないという感じなのでしょうか。」



施設の方
「そうですね。もともと、作品を作ること自体が余暇活動の意味を持っているので、利益を追求するという目的はないんですね。」

 

 

 私

「そうなんですか。私はね、とても素敵な作品だと思って。すごく安いお値段だったので、もっと高くても買うのに、と思いました。」

 

 

 施設の方

「そうなんですか!そんな風に言ってもらえてうれしいです。」

 

 私

「今回はたまたまアミューで購入できたのですが、他に買える場所はないのでしょうか。」

 

 

施設の方

「アミューあつぎの今回足をお運びいただいたイベントは、毎月第3土曜日に行っています。他は今のところないんです。販売しているものも、今の在庫がなくなれば一旦ストップせざるを得ない状況なんです。

 

 

 

あとは、今度10月に施設のお祭りがありますので、ぜひそちらにも足をお運びいただければと思います。」

 

 

「ありがとうございます。ぜひ直接お話伺いたいです。お忙しい中お話お聞かせくださって、ありがとうございました。」

 

 

 

 

 

 

 

この電話をさせていただいた後、こんな記事を見つけました。

 

 

 

www.nhk.or.jp

福祉施設の現場で、法律が変わった後の経営の難しさについて触れられています。



つって、


この人厚木で働いてるってゆーとる!!!!







もー会いに行くしかないじゃん💗⇦まだアポもとってないよw




そんでもって、この施設のお祭りも行って話聞いてくる!めっちゃ厚木の奥地なんだけどwww







 

私には何にもできない って思ってたけど


できることからやりますよ。


それは、福祉に貢献したいとかなんとか、そんな高尚な志ではなく


とにかく私は好きなもの、いいなぁと思うものを全世界に向けて叫びまくるのが好きだからですw


いいでしょー!!つって、


わー本当だ!すごい!めっちゃいい!!って



みんなで盛り上がるのが好きなの💗



 

 

 

来年、インクルーシブフェスを厚木でやります!


えーと、以下はどこにもアポを取ってない、私の脳内の勝手な妄想段階であることをご了承の上お読みくださいませw


では。





福祉施設の作品の展示販売会をドーーーンとやって。他には、

 

サルサガムテープに演奏してもらったり⇦ハルの療育施設でも、クリスマスにコンサートやってくださったんですよね。5代目うたのお兄さん💗

www.asahi.com



素敵な人を呼んでお話聞いたり


あーーーF先生もなんとかお呼びしたい!!
で、特別支援のキャリア教育勉強会やるの。



そんで泉ちゃんに音楽療法体験やってもらったり⇦ハルがお世話になったピアノ教室の素敵先生


みなきんぐさんとか、元気さんとかにパネルディスカッションしてもらったり

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今日、ピルコンというNGOの性と発達障害の勉強会でご一緒いたしました💗

元気さんの記事はこちら↓

www.excite.co.jp

 



本当はドン西川とか「みんなの学校」の木村校長とかも呼びたいけどそれは予算が云々かんぬん。orz



とにかく!


なんか面白い人厚木にみんな呼んで祭りをやって


みんな違ってみんないい!を体感してもらうのだ!

 

 

そして作業所の作品を売りまくって、作り手に還元するのだーーー!!!

 

 

えーーっとぉ。確認ですけども



ここに書いたのは私の妄想です。( ´∀`)

 

 

 

 

で、す、が!!!


実現するぞーー*(^o^)/*


まずはにぎわい課に行って共催してもらえるよう相談してくるぞー♪




で、結論。



障害のある方の作品だから買う?
作品が素敵だから買う?

 

 

 

 

 


私はね。


どっちだっていいと思ってるのよ。

障害 がきっかけで、出会いがあるならそれだって別に悪くないよねって私は思うよ。


私は素敵だから買ってるけど、その作品に出会えたのはやっぱり「障害のある方の作品」というインデックスがあったからだもん。

 

 

だけど、売る側が意図を持って発信することは大事だと思うんだよ。


「障害者が頑張って作りました」だけじゃ売れないよ。


じゃあどうすればいいか?


私も自分で勉強しながらできること、やってみます。


まずは市役所に行くこと、そして厚木の奥地の施設へおじゃますることだーーーー!!!





・・・・・・・・・・・・・・・

 


#発達障害啓発barを全国各地で開催されているADHD当事者でもあるみなきんぐさんと一緒に、性についてざっくばらんにお話できる会を行います。


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東山魁夷を見ると、思い出す。自分に無い物を相手が持っていることの尊さ。

厚木の駅前に、有隣堂がある。

そこで東山魁夷展をやっているらしい。ポスターが貼ってあった。

 

 


それを見て、思い出したこと。



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私の通っていた小学校は札幌の端にあって

バス停まで徒歩15分、その後バスでバス停4個分を行ったところにあった。





全校生徒200人ちょっと。


私の学年は5年生までずっと一クラスだった。






勝手知ったる仲ってやつ。全クラス38名。

その中に、「かこちゃん」と呼ばれる男の子がいた。(仮名)




かこちゃんは本当はかずと君という名前だったのだけれど

気づいた時には自分のことを「かこちゃん」と呼んでいた。




もしかしたら小学校に上がる前から、そんな風に呼んでいたのかもしれない。




かこちゃんはスヌーピーが大好きで、お気に入りのぬいぐるみがいくつも部屋に飾ってあった。

 


かこちゃんはいつも女の子と一緒にいて、話し方も仕草も女の子然としていた。




ある時一緒に女子トイレに入ろうとして、「あ、かこちゃんは男の子だった。」と気づいたことがあった。






かこちゃんは私が気づいた時には「おかま」と男子からよくからかわれていた。


かこちゃんは面白くて、ちょっとオネエ系とでも言うか

毒舌なところもあったので


「おかま」というからかいに、落ち込んだり傷ついたりしたそぶりを見せたことはなかった。



だけど、


本当のところはどうだったのかはわからない。

 








そんなかこちゃんと私は一時期仲が良くて


小学校3年生くらいの時だったか、一緒に出かけることになった。





その頃北海道近代美術館に東山魁夷の「青の世界展」が来ていて


かこちゃんがそれに行きたいと言ったのだった。

 




どういう経緯だったかは思い出せないけれど

確か、私の母が私とかこちゃんを美術館へ連れて行ってくれたように思う。






青や深い緑で描かれが森の中に

一頭の白く輝く馬が立っている



 

そんな構図の絵を前に






すごいなぁ、きれいだなぁ、と思いながら


ふと横を見ると


かこちゃんは泣いていたのだった。

 





絵を見て感動して涙が出る


ということを、私はその時から大人になった今でも

一度も経験したことはない。





私は


東山魁夷の絵の美しさよりも


それに涙するほどに感激できるかこちゃんの心の美しさみたいなものに対して

 


子どもながらに感動したのだった。








かこちゃん

元気かなぁ。





特に落ちもない話なのだけれど

 

 



東山魁夷の作品を目にするたびに

思い出す、かこちゃんのこと。





 

 

 

 

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東山魁夷の作品が絵本になったもの。

 

 





・・・・・・・・・・・・・・・

 


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うっかり女子のハロウィンフェス☆厚木市で開催!10/28(土)

うっかり女子のハロウィンフェス


10月28日(土)
神奈川県厚木市 
小田急本厚木駅徒歩4分アミューあつぎ610号室にて

開催いたします*(^o^)/*


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渾身のチラシ(仮)!!

詳細また続々お知らせしていきまーす^^


ハロウィンと関係ないけどソーメンもやっちゃうし!!秋だからにゅうめんにする予定よ💗爆

昨日保健所行って食品の取り扱いやイベントについて教えてもらってきたよー!!

次は市に後援もらえるように書類作ってにぎわい課に持ってくー!!


ま、間に合うかな・・・
そしてこのチラシ作りに没頭してまた日をまたいでしまったorz



おおおーーーーー!!!!


とりあえず寝よう。そうしよう。






・・・・・・・・・・



特別支援が必要なお子さんのキャリア教育を『学び合う』会

10月6日
10時ー12時


小田急本厚木駅徒歩4分
アミューあつぎ5階和室2

参加費500円



お時間ある方はその後ランチもご一緒しましょー♪

お申し込み不要、お子様連れ可*(^o^)/*

お気軽に来てねー!!



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『学び合い』模擬授業イベント第2段!!
11月26日に開催♪ 

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記名はありませんが、私の書いた記事です💖

 

hagcom.jp

 

大人ADHDうっかり女子の才能と強み。ストレングスファインダーをやってみた。

強み  って聞いたことあります?

 




2年前だったか

 

同じ教育大出身で、今はミテモ株式会社という「人材育成・教育のプロフェッショナルとデザインとITに通じたクリエイターが集まる学びのクリエイターチーム」で働いている

 

きづきくみたてファシリテーター森本くんにお目にかかったとき

 

「得意を伸ばすのと苦手を底上げすることってどちからが効果的なのか」

 

という質問をさせていただきました。

 

 


そのときに

 

「教育に関わる人は、これは絶対に読んでおいた方が良い」

 

と勧められたのがこの本です。

 


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秀でたところをさらに伸ばす方が、苦手の底上げにフォーカスするよりはるかにパフォーマンスが高い

 

というお話もわかりやすく説明していただきました。

 


森本くん、その節はご多忙の中お時間いただき、本当にありがとうございました。

 

 何と森本君の働くステキ会社ミテモ、社員さん募集中だそうですよ💖

www.mitemo.co.jp

 
森本くんのブログはこちら💖

blog.livedoor.jp








で、その後すぐに買ったんです。その本。

 

 

古本で。

 

 

 

あのね、この本買うと「ストレングスファインダー」っていう、自分の才能を分析できるシステムを使うことができるんだけど

 

 

一冊につき一権利なので、

 

 

古本だともちろん使えずwww

 

 




一応本はざっと読み、そのままになってたんですね。

 

 

で、先日。



 

今お仕事させていただいてるメタモルフォーの社長にも、この本を勧められたもんで

 

今度はパリッと新刊で買ってみましたよ。

 

 

 

 

さて、先ほどご紹介した「ストレングスファインダー」、


ストレングスって強みってことですが

 


 

この測定でわかるのは強みではく「才能」です。

 


 

才能って何を定義してるかというと、その人が、もともと持っている資質みたいなところ。

 

「性格における不変の要素」と本では説明されています。

 

ニュージーランドで1000人の子どもを対象に23年間にわたって行われた研究によると、3歳のときに観察された性格は26歳のときのそれと驚くほど共通していた、とのこと。

 

 

 

 

メタモルフォーで一緒にお仕事をさせていただいている、採用見直しコンサルタント清水健太郎さんも

 


 f:id:ukkarijoshi:20170918171259j:image

 

 

採用面接の時に1番何を見るかって、意欲とか想いとかではなく、「その人がやってきたこと」を見るとのことでした。

 

(清水さんは、ご自身も採用する側を長く経験され、

 

今は企業から依頼を受けて採用の面接官をされたり、コンサルをされたりしています。)

 

 

人間って変わるようで、本質的なもともと持っている素地みたいなところは変わらないから

 

そこにマッチする仕事を見つけた方が力を発揮できる

 

 

というようなお話を聞かせてくださいました。

 

 清水さんありがとうございます*(^o^)/*

 

中小企業でも採用のミスマッチをゼロに!大学で教鞭も取られている清水さんのホームページはこちら💖

saiyominaoshi.com

 

 

 

で、話は戻るけど

 

 

そーゆーのが才能ね。

 

じゃあ強みって何かというと、

 

 

才能(頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン)

 

 

投資(練習やスキル開発、知識を身につけるためにかけた時間)

 

を掛け合わせたものが

 

強み(常に完璧に近い成果を生み出す能力)

 

である、というふうに定義されていました。

 

 

 

 

つまり、才能をほっといとくだけじゃ強みにならないってことね。

 

 

 

そんで、ストレングスファインダーって名前にしたのは

 

これを名付けたギャラップ社の人たちは

 

才能っていうのは強みの一要素にすぎず、最終目標はその人の真の強みを築くことにある

 

という想いを持っているからなのだそうです。

 

 

 

 

 

さて、前置きが長くなりましたが。

 

 

私の才能分析結果を発表しまーす!!

 

 

こちら*(^o^)/*

 

じゃん!!

 

 

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34の資質のうち、1番秀でていると出たのは

 

 

 

ポジティブ

 

 

 

( ´∀`)

 

 

 

もーびっくり❤️

 

 

アメブロから読んでくださってる方はわかると思うんですけど

 

 

私超絶ネガティブ畑出身者ですよwww

 

 

ポジティブ

 

てどーゆー資質かっていうと、こちら。

 

 

・・・・・・・・・・・

 

あなたは、人をよく誉め、すぐに微笑みかけ、どんな状況でも常にポジティブな面を探します。

 

中略

 

あなたの熱意は人に伝染するので、あなたの近くにいると彼らには世界がよりよいものに見えてくるのです。

 

中略

 

あなたは、生きていることはすばらしいという信念、仕事は楽しいものにできるという信念、

 

どのような障害があろうと人は決してユーモアの精神を失ってはならないという信念から、どういうわけか逃れられないのです。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

私は子どもの頃から不安感が強くて、最悪の状況を常に想定するようなところがありました。

 

 

うまくいかなくても、がっかりしないように無意識に先手を打ってたのね。

 

 

そして、人と比べては自分はダメだ、もっとより良い自分にならなければ、と感じていたのね。

 

 

 

その強烈ネガティブ要素があったからこそ、人の良いところが見えるのかなーって思ってたけど

 

 

逆なのかも。

 

 

強烈に他者の長所が見えるからこそ

 

他人と自分を比較して、自分はダメだって思ってたのかもね。

 

 

 

 

そしてその思いが承認欲求をこじらせてたのかもね。

 

 

 

あ、承認欲求ダメだっていう意味じゃないですよ。あって当然。

 

 

だけどそこに縛られて、とらわれていたってことです。

 

過去の私が。

 

 

 

 

 f:id:ukkarijoshi:20170918170312j:image

 

 

 

あのねー、私

 

誉めようと思って、いいとこ見つけようと思って、掘り出してるんじゃ全然ないの。

 

 

心の底から あの人の良さはここだ!って勝手に思うし

 

そう思ったら伝えずにはいられないんだよね。

 

 

 

だから、通知表の所見欄

 

(ここがいいね、これをがんばろう、みたいな記述欄のことね。)

 

書けない子がいて悩んだことって一度もなかった。

 

全員にかならず賞賛に値するものがあった。書ききれなくて削るのにいつも苦心したぐらい。

 

 

 

 

 

なんだったら、人のクラスのお子さんのも書けたんだよね。人様の仕事やったってことじゃないよ。級外で持ってたお子さんとかのことね。

 

 

教員の仕事がこれだけだったらどんなに楽しいかなーと思ったくらい。

 

 

その人の長所について語るのが私は好きなんだよね。

 

 

 

 

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と、いうわけでさ。

 

 

 

人の持ってるものってそうそう変えられない。

 

 

 

だけど、もともと持ってるものが生かせていない場合

 

 

本来の自分らしさを取り戻したときに

 

人は「変わった」と見られるのかもしれないね。

 

 

そういう意味では

 

人は変われる

 

とも思うんだ。

 

 

 

 

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で、才能って見つけただけじゃダメで

 

そこを意図して磨いていくことで強みに変わっていくそうですよ。

 

 

磨くぞー!ポジティブ!!( ´∀`)❤️

 

 

 

 

そうそう、2番目に「着想」ていうのがきてるけど

 

これはADHDの人、上位に来る方多いんじゃないかなー。発想力。

 

 

 

 

あなたの才能、強みはなんですか?^ ^

 

ご興味ある方、ストレングスファインダーやってみてね❤️







こちらの本もオススメでーす*(^o^)/*

 

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9月14日に出版になった、西川先生と深山智美先生の共著。

 

特別支援学級の子どものためのキャリア教育入門」

 

みんなこの本すげーいいから買って読んでみてちょ!!!

そんでもって、この本の読書勉強会をしたいと思いまーす*(^o^)/*







特別支援が必要なお子さんのキャリア教育を『学び合う』会

10月6日
10時ー12時


小田急本厚木駅徒歩4分
アミューあつぎ5階和室2

参加費500円



お時間ある方はその後ランチもご一緒しましょー♪

お申し込み不要、お子様連れ可*(^o^)/*

お気軽に来てねー!!



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『学び合い』模擬授業イベント第2段!!
11月26日に開催♪ 

www.kokuchpro.com


  



 

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記名はありませんが、私の書いた記事です💖

 

hagcom.jp

 

自閉症とディズニー映画と本当に必要な特別支援の話。人生はディズニー映画のようにはいかない。

「折れ線型自閉症という

発達の途中で言語の表出が急に失われてしまう種類の自閉症があること、



そして


そんな男の子が主人公のドキュメンタリー映画

ディズニーが映像使用許可を出したということを




あなたは知っていますか?




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写真のかわいらしいお子さん。

 

急に言語を失い、コミュニケーションが取れなくなってしまった息子のために

 

ご両親は様々な場所に出向き、相談し、それでも何のヒントも得らずにいたそうです。



息子は失われた そんな風に思っていたある日

息子さんがつぶやく言葉が、ディズニー映画のセリフだと気付いたお父様。



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自閉のあるお子さんの中には、CMや映画、音楽など

同じものを繰り返し見たり聞いたりするのを好む子も多いんです。


映画の全部のセリフ、暗記してたりする。


オーウェンはディズニーの映画を繰り返し見ていて

そのセリフをつぶやいていたのだそうです。



お父様は、ディズニーアニメのキャラクターになりきって、パペットを使って話しかけてみたそう。

 

「何をしているの?」

 

「友達がいなくてつまらないんだ」



オーウェンとの会話が成立した時の感動を、お父様は今も鮮明に覚えておられるご様子でした。



彼の言語が失われて、数年が経っていたそうです。



それから、家族の会話は全てディズニー映画のセリフを用いて行われました。


そうして、徐々に彼は言語を取り戻していったのです。

 

 


そんなドキュメンタリー映画を少し前に見ました。



www.transformer.co.jp

 

で、今ご紹介したエピソードがメインの映画だと思って見に行ったんだけど、



見てみたら、そこは序章の部分って感じで。

 

 

 



この映画の主のテーマはそこになかったんだよね。

 


もともとは著名な記者でもあるお父様の著書を題材に映画を作ろうという話だったようなのだけれど


映画を撮っているうちに、今のオーウェンを描くことに意義があるって監督が感じられたのだとか。



オーウェンが成長し、学校を卒業し、自立を目指す部分がメインテーマとなっていたかなぁと


私は感じました。





学校を卒業して、実家から離れ、障害者雇用で働きながらグループホームで生活する。

学生の時からの彼女と同じグループホームで生活しながらも

彼女に別れを切り出され苦悩する姿。


今まで様々なことについて、いつだってディズニーを教科書に学んで汎化してきた彼が


人生ではハッピーエンドで終わらないこともあると知る。

 

 

 

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いつも彼の良き相談相手である、オーウェンのお兄様も

セックスやらディープキスはディズニーでは教えられない、と悩んだり

親なきあと、自分は弟を支えていけるのかと不安になったり

 

 

 

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綺麗事でない、自閉を持つ青年のリアルな苦悩や生きる喜びが描かれていたのに、すごく引き込まれました。

 




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画像は全てご紹介したリンク先からお借りしたものです。




さて。

 

 

 

 

話は変わりますが、6月の初めに、上越教育大学の西川純教授に『学び合い』という授業についてお話を伺いに行ってきました。



先生の本を読んで、その一冊の中にほんの数ページ書かれていた、支援教育についてのページを読んで


今まで自分が支援の必要なお子さんに対する学校の在り方について感じていたモヤモヤへの答えを見つけた気がしてね。



それで、直接お話を伺いに行ってきました。





私が読んだ本に書いてあったのは、ざっくり言うと

障害のあるお子さん、支援が必要なお子さんも

定型発達のお子さんと一緒の教室で学んだ方がいい

ということだったのね。

 

 

私はさぁ、別教室でその子に必要なことを学んだ方が、

何やってるかわからない一斉授業の教室でひたすら座っていなければいけないなんてことやるよりずっといい


って思ってたのよ。

 


自立課題やったり

環境を整えて自分で課題を達成できる習慣を身につけたりね。

そうすることが、将来に一番生きると思ってたんだよね。




でもねー、

 

 

西川先生が言ってるのは、たとえ何もできないとしても、そこにいるだけでも、定型発達のお子さんの中にいる方がいい


って言うわけよ。




え!と思ったけど、『学び合い』を知って、そうかと思った。


私の受け持ってたクラスじゃ、そうすることに人生の価値がある、とまでは言い切れなかった。



だけど、このやり方なら確かに!


って思ってるんです。





💖西川先生に聞いてみた💖

先生にお目にかかった時に伺ったお話を少しご紹介します。



【『学び合い』が特別支援の必要なお子さんにもマッチするとおっしゃるのは、重度の障害のある場合も含まれるのですか。】




はい。少なくとも、学び合いをしないよりも、する方がいいというのは確信を持って言える。

なぜかというとね。今度の本をやるのに徹底的に調べてわかったのは何かっていうと、学校の先生が大事だと思っているのは、ほとんど大事じゃないっていうことがわかったわけ。

計算できなくてもいい。漢字もできなくてもいい。何にもできなくていい。


健常児の間で、混れればいい。

それだけで生きられる。それだけが一番大事ってこと。だから計算ができなきゃって言ってたら無理が起こるよ。




【それは、計算ではなく、決まったプログラム予定を順番にこなせるというような、

 

卒業した後作業所で働くのに役に立つことを学ぶよりも優先されることですか?】


それもどうでもいい。健常のお子さんと一緒に過ごせるっていうことの方が重要。

 

だって、健常の人と付き合えるようになるのなら、プログラムとかなんとか、本当にやらなきゃいけないプログラムはできるようになるよ。その子ができる範囲内で。

 


人間の中で付き合っていけば、仕事はできるのよ。説明をちゃんと聞いて、会話・ができなくても、身振り手振りでも、意思疎通が切れば、仕事はできるようになる。飯は食えるようになるのよ。

 

 

仕事のスキルを磨くんじゃなくて、人間関係の言語じゃなくてもやりとりできるっていうことを学ぶ方が、その中で必然的に仕事に必要なスキルが身につく。


 

だって、全ての子どもにオールマイティな仕事に就くスキルがあるなら、それは人との付き合い方だと思うよ。

 

 

結局、ある仕事に就いた、それがA型だかB型だか生活支援か施設かね、企業に勤めるか。わかんないじゃない。さらに作業の内容だって違うじゃない。

 

実際勉強したプログラムに全然乗らない仕事してる人だっているわけだよ。要は、その作業所なり、そう言いうところで自分にあった作業を向こうが見つけてくれるよね。施設の人が。それで作りあげるしかないじゃない。だから、混じればいいの。

 

 



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冒頭にご紹介した、オーウェンはパリで講演の依頼を受け、障害のある方の立場からスピーチをすることになるのだけれど


大観衆を前にして、こんな風に語っておられました。




自閉症の人が人と関わりたくない、と思っているというのは誤解です。

僕たちだって、人との関わりを求めているのです。」

 

※記憶を元に書いているのでニュアンスや細部の言い回しは違うかもしれないです




 

ホモサピエンスはもともと関わりの中で生き残ってきた種である

人とは元来人に関心があるのだ、と

生物学がご専門の西川先生は教えてくださいました。






関わりの中で生きて行くこと。


人とのつながりを持つこと。


それが子どもたちの将来のために義務教育が与えられる最も価値あるものなのだ


という根拠がここには書かれていますよ。



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9月14日に出版になった、西川先生と深山智美先生の共著。

 

特別支援学級の子どものためのキャリア教育入門」

 


先生にお話をうかがっていたからね、この本を買う前から、どんなことが書かれているのか、というのはだいたい予測はしていたのですが


読んでみて、やはり皆さんにおすすめしたい本であると感じました。


こんなにも、支援が必要な子どもたちの将来や現状について、そしてそこからの「今必要な教育」という観点が書かれている教育書って、今までなかったんじゃないかなって思います。



そして、私の予想を超えていた部分が一つ。


支援が必要な子どもたちの先生が思い描く未来についての描写。


私はね、グループホームだったり、支援者のサポートを受けながら一人ぐらしをしたりというところが自立した理想の形かなぁなんて思っていたのだけれど


先生の描く未来はずっとずっと先を行ってたよね。



 

 

 

以下、引用。


障害者ようではなく、厳しい生活の人たちのためのグループホームを解放する。そこには健常者も障害者も入る。

中略

健常者も障害者も混じった生活を生み出せば交流は起こる。
 もしかしたら、カップルが生まれるかもしれない。健常者同士、障害者同士、健常者と障害者、様々なカップルが生まれるかもしれない。そのために世帯用のグループほーむを用意する。

中略

そんなコミュニティを生み出すためには、障害者を守ろう、障害者の「ため」の施設を充実させようではなく、みんなを守ろう、みんなのための施設を充実させようと考えてもいいんじゃないかと思う。

 

 

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これを読んで私は、あー私って発想力が売りって思ってたけど、勝手に制限かけてるところ、いっぱいあるなーって思ったんです。



私はハルが恋愛するとか、結婚するとかなんて考えてもいなかったんですね。




もっと自由に、もっと貪欲に


みんなが幸福に生きる社会を描く。


そこに向けて、今できる一歩を考える。





今の自分にできることは、まずは『学び合い』について発信していくことだと思っています。


つーことで、みんなこの本買って読んでみてちょ!!!

そんでもって、この本の読書勉強会をしたいと思いまーす*(^o^)/*







特別支援が必要なお子さんのキャリア教育を『学び合う』会

10月6日
10時ー12時


小田急本厚木駅徒歩4分
アミューあつぎ5階和室2

参加費500円



お時間ある方はその後ランチもご一緒しましょー♪

お申し込み不要、お子様連れ可*(^o^)/*

お気軽に来てねー!!



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『学び合い』模擬授業イベント第2段!!
11月26日に開催♪ 

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ADHDうっかり女子全出しで働く私の日々。障害があってもなくてもキャリア教育が必要な現在、あなたに読んでほしい一冊のススメ。

ADHDうっかり女子でも大丈夫!!を発信し続けている私。

 


f:id:ukkarijoshi:20170916003549j:image

  ↑今日はお友達とオサレ居酒屋でご飯でした♪

 







うっかり面白ネタやら、自分の多動脳エピソードやら

落ち込んだり、笑ったり、自分の「できない」部分をリアルでもネットでも全だしで、発信してきました。

 





今、株式会社メタモルフォーという会社でお仕事をさせていただいているという話は何度か書きましたが、


ukkarijoshi.hatenablog.com



社長は私のそういう発信も全てご存知の上で、お仕事をさせてくださっています。


面接の時にうっかり女子パンフレットを持ってってお渡ししてから、

あれもできないこれもできないって書いてある冊子を面接で持ってくってどーなのwwwと気付いた私でしたがw



それでもご一緒させていただけているということが、本当にありがたいなって思うし、だからこそ自分の得意を全力投球したいと思ってる。


何ですけども。


そんなわたくし、先日ありえない大うっかりをいたしました。




寝坊しますた。orz




実は、私うっかり言ってる割に、寝坊で遅刻って全然ないんです。


何時間も前に起きてるのに、あれやこれややって時間が読めてないことによる時間ギリギリ、というパターンが多くて。

だもんで、何にもしないでひとまず家を出る戦法を身につけてからは最強無敵だったわけ。www





そして、勝手に出かける時間の2時間くらい前に目が覚めるもんだから、目覚ましをかけるという習慣がなかったのよ。




そしたらさー。寝坊したのね。orz



でもって、その日に限って社員さんがオフィスに来ない日で、私が鍵を預かっていて開ける日だったのよ。




だから私が遅刻=一緒にオフィスに入る方が中に入れない

 


という自体。



ノォォォォォーーーー!!!

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いくら急いでもワープしない限り間に合わないパターンっス。
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*




で、起きて5分で家から出たものの、30分の遅刻だったわけです。






そのことを社長にご報告したらね。


遅刻というのは誰にでもありうることだけれど


今まで一度も遅刻をしなかったあなたが、今日に限って遅刻した、というのは



そこに何か意味があるのかもしれないから、考えてみてね


っておっしゃったの。




単に寝坊した、で終わることもできるけれど


いつもより責任のある日に限って遅刻をした、ということ。


そういうのって、よくあることなんだよ


っておっしゃったのね。




エーーーーーーー!!!


そんな風に考えたことなかった・・・!!


言われてみれば、確かに、なんでこの日に限って遅刻したんだろう・・・って思って。





出来事っていうのはね、関係性の中で起きているから

もしかして、雨野さんにとってプレッシャーが大きかったのかもしれないし

信頼されて任されるというところを受け取れないという思いがどこかにあったのかもしれない。


もちろん、ただ単に疲れていたのかもしれないけれどね、そんな風に考えてみることも大事だと思うよ。



って。




なんかさー。



私、この会社ですごくいろんなことを勉強させていただいてるなぁって思う。


メタモルフォーのお仕事の日が楽しみでしょうがない。






そして、この会社の方達とご一緒させていただいている今の時間は



別の人たちから


あなたとは一緒にできない


うっかりじゃダメって言われた


あの経験がなければ


なかったんだよなーと思う。






何かを手放せば、ちゃんと開いたところに必要なものが入ってくるのかもなぁ、としみじみ思う。




アーーーーーしみじみ思っている間に日が変わってしまった!!!!


毎日連続投稿を目指していたのにぃ!!!orz


つーわけで本日のまとめ。


うっかり女子でも得意を生かせばできる仕事は必ずある!!


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さてさて、義務教育でも「働く」を見据えた指導って大事、っつーーことで


今これ読んでます。

 


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自分らしく生き生きと働ける場所がある、というのは

障害の有無に関わらず、大切なことだよなぁと思うのです。


読みやすいのでぜひぜひお手にとってご覧くださいませー!!

 


そんなキャリア教育も見据えた、子ども達に今必要な教育を体感できるイベントはこちら💖↓

 

www.kokuchpro.com


  



 

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