ADHDタイプは続けられない、のセオリーに反してわたしが続けられていることと、続けるための3つの秘訣
私は絵の「練習」が嫌いだ。
絵を描くのがうまいね、と子どもの頃はよく言われた。
だけど、それなら本格的に絵をやっていこうかとチラと思った時に
「絵が上手くなりたいのなら、ひとしずく垂らした水滴を毎日デッサンすればいい」
と
お世話になった、教育大の美術科の先生に言われた。
うーんそうか。なるほどね。
と、3日くらいはやったかもしれない。
そしてもちろん4日目からはやらなかった。www
それならば、絵を習いに行ってみたらどうだろう
と思ったときもあったのだけれど
「本当の本当に絵が好きならば、習いになんか行かなくても今このときに絵を描いてるはずだ」
そんな風に誰かに言われた。
それもそうだな、と思った。
「本当に好きなことって、誰に言われなくても、褒められることもなくても、勝手にやってることらしい」
という話を聞いて
それなら絵は違ったのかな、とも思った。
だってデッサンの練習とか、全然やりたくなかったからね。
「練習が嫌いなんて、本当に私ってダメだなぁ」
そんなふうに思っていたとき、さくらももこのエッセイを読んだ。
さくらももこも、「練習が嫌い」というようなことを書いていた。
そうか。練習が嫌いでもプロになれるのか。
練習が嫌いでも、好きが成立することもあるのか、と思った。
もちろんさくらももこだって、
何の努力もしなかった
とは言ってない。
東京に出てきてOLやりながら漫画描いてたときは、全然睡眠時間がない状態だったみたいだ。
要するに
自分の得意を極めること。そこに注力すればいいのだ。
努力を努力とも思わない
ということに。
デッサンの練習は嫌いだ。というか、「嫌い」と言えるほどの練習すらしていないしやりたくない。
だけど、ノートや教科書にやっていた落書きなら、誰に言われなくても叱られてもやっていた。
できないことはできないのだからやめよう。そのかわり、誰にやめろと言われてもやってきたことをコツコツやっていこう。
その積み重ねは、決して無駄にはならない。
その証明が、私にとってはさくらももこだった。
落書きを極めよう
そう思って描いてきた、ブログの挿絵。
毎回の記事に入れていたわけじゃないけれど、それでも今まで描いてきたもの全部でスケッチブック20冊くらいはあると思う。
ADHDタイプの人って、続けることに不得手があったりする。
それは裏を返せば新しいことにチャレンジしやすい性質であるということで
決して欠点ではないと思っている。
そして、そんな私でもこの落書きを極める、を続けてこられたのは
自分の得意をやりやすい形でやってきたから。
初めのうち、私のブログは4コマ漫画つきだった。
それを、鉛筆で下書きして、ペン入れして、消しゴムで消して、色鉛筆で色をつける。
さらにそれをスキャナーで取り込む。
そんな風にやっていた。
そしたら、全然描けなかった。
すんごく時間がかかっちゃうからね。
それで、そーゆーやり方は捨てた。
ペンで書く。
下書きはしない。
間違えたら修正液で消す。
スキャンしないでスマホで撮った写真を載せる。
そーやって、自分がいかに楽にできるか
クオリティでなく
自分のやりやすさを追求していった。
大切なのは
続けられる方法を見つけること。
そのためには、どれだけハードルを下げたっていいんだって私は思っている。
そして、それは絵のことだけじゃなくて
どんなことにも言えると思っている。
自分のやりやすい方法、好きな方、続く方を選ぶということ。
たとえそれがセオリーと反していても
自分に合っていればそれが正解だと私は思うよ。
そんな話を今日のランチ会でもさせていただいた。
似顔絵も続けてるうちに上手くなってきた。いつも下書きも全くしない。
始めのうちは書き損じもあったけど
今ではほとんどない。
質より量。
量を重ねることで
質は後からついてくる。
だから、
やるか、やらないかなら、だんぜん やる を私はおすすめしている。
0と1の差は、本当は1以上の差があるって私は思ってる。
だから、「まずやってみる」これに勝るものはないと思っているんだ。
どんなに怖くても、不安でも、ほんの一歩踏み出してみる。
一歩が怖かったら、半歩だって、つま先だけだっていい。
そこで得た経験は、たとえ望んだとおりの結果じゃなかったとしても
確実にあなたの中に積み重なっていくよ。
続ける に不得手がある脳タイプなわたしでさえ、続けられてるんだから
あなたにだってきっとできる。
・自分の楽な方法を選ぶこと。
・ハードルを思いっきりありえないほどに下げること。
・そこで、つま先からでも まずは出してみること。
今日から。
今から。
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